ABOUT

日々の生活の中で、必ず身につけている服。時にそれは趣味であり、季節の寒暖をしのぐもの、時にTPOやマナー、そして何より普段から、その人自身を表現し、毎日の生活を楽しくワクワクさせてくれる大切なアイテムです。新しい服を買えば、早くその服を着て出かけたいと思うし、仕事に着ていく服と普段着とを使い分けるのもまた一つの楽しみだったりします。そんな毎日の必需品も、性別や体型、固定観念に囚われ、自由に買い物をしたり、好きな服を身につけることすらできない人たちがいます。 私たち日本人は、ハンバーガーも食べますし、パスタもケバブも食べます、大好きです!そして、それは自由です。日本人たる者、和食を徹底して食え!なんて言う人が今の時代にいるでしょうか?それは服にも言えることだと思います。男だからメンズ服を着なくてはいけない、子供だから子供服を着なくてはいけない、女はスカートを履かなくてはいけない、これは全て、マジョリティと言われる「ごく一般的」な人たちが勝手に決めたルールであって、それが私たちに、つまらない固定観念を植え付けてしまったのではないでしょうか。 MiKSはLGBT当事者によって、2020年に立ち上がりました。きっかけとなったのは、MiKSの共同代表である今井がメンズスーツを買い求めた際に受けた、通称「ほったらかし事件」。メンズスーツのお直しをお願いしたのにもかかわらず、レディースコーナーに案内された挙句、面倒臭いお客様と思われたのか、全く忙しくない店内で30分以上放置され続けることとなった、悲しくも悔しい実体験があったからです。 私たちはその話を、LGBT当事者のみならず、たくさんの「服の悩み」を抱えた人たちと共有し、そして共感しました。日本には自分の靴のサイズが無いと悩む女性、試着を断られたことがあるというMtF(男性の体で生まれた女性)、今井と同じような状況に至り、何万円もかけてオーダースーツを作ることとなったFtM(女性の体で生まれた男性)、その悩みは本当に様々です。 私たちがLGBT当事者であるからこそ、一般的なアパレルショップでの不便さや疑問を強く感じてきたのは事実です。しかし、こうしてたくさんの方々の悩みを聞いていくことで、それは、LGBT当事者であること以前の、もっと大まかでシンプルな問題なんだと感じました。 MiKSは「LGBTの方専門」のお店ではありません。 もっと着たい服を、逆転の発想でサイズを揃えた、自由でカジュアルなアパレルショップ。 どんな方にとっても、洋服のショッピングが少しでもワクワクするような、少しでも不便が緩和されるような、そんなこれからの新しい形のアパレルショップ。それがMiKSの理想です。